先日重版出来を見終わった。
いいドラマだった。
特に第5話がよかった。
高田純次演じる社長が、日頃から善い行いをしていること。
運を貯めるためにしていること。
なんか、見ていてすごく安心した。
この社長さんとは少し違うんだけれど
私もできるだけ悪いことはしないようにしている。
なぜかって。
私は小さい頃から神様がいつも空から私を監視していて
私が悪いことをすると何か罰を与えてくるんじゃないかって心配していた。
例えば、ゴミが落ちてたのに気づいたのにそのままにしてしまうと、
その後ずっと何か悪いことが起こるんじゃないかって心配になってしまうみたいな。
小さい頃、やっちまったって思ったときは空を見上げて神様が見ていないか確認したものだ。
段々成長するにつれて、そんなふうに心配になってしまうくらいなら、
もう悪いことはしないでおいた方が楽だなって思うようになった。
でもね。こんなことばっかしていると、ある程度の年齡になってくると
今までとは違う環境で、いろんな人に出会うようになって
「真面目でつまらないヤツ」「容量の悪いヤツ」って言われるようになった。
悪いことをして楽しむこと、自分を守るために嘘をつくこと
それが若者のノリとしてよしとされる時期ってあるじゃない?
そのとき、正しく生きているはずの自分が間違っている気がして、とっても悩んだ。
そこでうまく付き合っていくために色々と試行錯誤して、失敗して、
色んなことがあって、今の自分がいる。
昔よりは要領よく生きていけるようになったけど、
でもやっぱり私は、自分に不利であろうと、
自分が後ろめたくならない日々を過ごしていきたいと思うのです。